京大院生の備忘録

人との交流が途絶えた大学院生の日々の出来事や考えを遺した備忘録

「身長がもっと高くなりたかった」と思う人に言いたいこと

失礼します。次田です。

 

今日は身長のお話。

 

あなたの身長は何cmですか。

mm単位までは覚えてなくとも、自分の身長が何cmか知らない、覚えていない人はいないだろう。

いまの自分の身長に満足しているだろうか。

それとも身長をコンプレックスに感じているだろうか。

 

人類学では、身長160 cmから169 cmまでを「中身長」とし、150 cmから159 cmは「低身長」、150 cm未満は「超低身長」と言い、170 cmから179 cmは「高身長」、180 cm以上は「超高身長」とする。 (Wikipedia「身長」より)  

 

 

「もっと身長が高かったら…」「あともう5cm欲しかったな…」

この類の願望はよく耳にする。特に男性に多い印象だ。

 

子どもにとっての身長

身長という数値について、多くの人は小学生の頃から意識し始める。

毎年4月の初めに行われる恒例行事である、身体測定の時だ。

 

子どもの頃は、早く大きくなりたい、大人になりたいと思うものだ。

近所のお兄さんやお姉さんを見て、ああなりたいと憧れるものだ。

 

この時の「大きくなる」という表現には、もちろん単に年齢を重ねるという意味もあるだろう。

しかし、その「大きさ」を示す数値は、体重でもウエストでもなく、間違いなく身長だ。

 

身長は、瞬間的に変化するものではない。

だが、小学生たちは、身体測定の数日前になると気持ちがそわそわとして、

牛乳をいつもより多く飲んでみたり、前日はいつもより少し早く布団に入ってみたりする。

 

身体測定の当日、男女別に区切られた保健室の前で、小学生たちは名前順に一列に並ぶ。

身長は、別に測ろうと思えばいつでも測れる。

 

しかし、上履きを脱いで靴下で身長計の上に乗り、細い柱に背中を合わせるように立ち、

かかとが浮かない程度に精一杯 背筋を伸ばして、保険の先生がスケールを頭頂まで下ろす、

まさに瞬間に「自分の身長が何cmか決定する」かのような気持ちで、彼らはドキドキして順番を待つのだ。

 

結果を知らされたら、その数値と昨年度の数値とを比較して、自分自身の体の成長を改めて実感して喜ぶ。

そして、友達よりも数cm、あるいは数mm単位で優劣を競い、一喜一憂する。

 

この毎年4月に身長を測定するという恒例行事は、大学生、そして社会人になってからも、

健康診断という名前に変わり引き継がれていく。自分の身長の数値を嫌でも確認させられるのだ。

 
大人でも身長は高い方が良いの?

子どもの頃の思い出話はそこそこに、骨端線は閉じて成長が止まって久しい現在の話。

前述の通り、背が伸びなくなった成人でも、高身長に憧れる人は多い。

 

世間一般では、高身長の男性はカッコよく、高身長の女性はスタイルの良い、というイメージがある。

縦(高さ)が長い分、同じウエストでも横(幅)が見た目上は細く見えるであろう。

 

つまり、身長が高いと外見が映える、つまり「モテる」と思われているのだ。

 そして人は「モテたい」から「身長が高くなりたい」と思う訳だ。

 

 

果たして本当にそうであろうか。

 

 

 百聞は一見に如かず。

それでは、 身長の話題になる度に頻繁に登場するであろう彼らの写真を掲載する。

 

 

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アンガールズ単独ライブ「俺、、、ギリギリ正常人間。」 [DVD]

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 (宣伝しているという体で写真を拝借する。直立で全身像が判る写真は意外に少ない。)

 

ご存知、ワタナベエンターテインメント所属のお笑いコンビ、アンガールズのお二人である。

山根氏(写真左)は身長180cmで田中氏(写真右)は身長188cmだ。

 

彼らも間違いなく「超高身長」の分類に属される。

では、彼ら二人は果たして本当に「モテる」だろうか。

 

二人はかつて「キモかわいい」として人気を博していた。(現在でもテレビ等の露出は多い。)

彼らの芸は気持ち悪さをウリにしている。タカアシガニのモノマネはその代表だ。

セリフだけではなく、喋り方や仕草にまで気持ち悪さを前面に押し出そうとする徹底さには感心させられる。

 

それはさておき。

「キモチワルイ」は「カッコイイ」の反対であると言えるだろう。

つまり、

 「高身長」 = 「カッコイイ」

という恒等式は成り立たない。

 

因みに、フォローする訳ではないが、一応。

たとえば田中氏は国立大学出身で頭も良く、大きな貯金があるという噂を聞いたことがある。

上の写真のような髪型や服装をせずにきちんと整えれば、とても魅力的な男性であることには間違いない。

(ただ、芸人という人生を選んだことで、様々な「モテる」要素を犠牲にしている。)

 

 

僕が言いたいことは、「アンガールズはキモかわいい」ということではない。

「チビはモテることを諦めろ」ということでももちろんない。

 

 

身長は、所詮は第一印象で判断される項目の一つにしか過ぎないということ

男性の立場で言うと、「容姿」や「髪型」や「清潔感」などと同列の要素である。

もちろん、女の子の中には

 

「身長が180cm以上の男としか付き合えない」

 

なんて言う子もいるだろう。

 

ただ、それは、「俳優と付き合いたい」「ただしイケメンに限る」などの戯言と同じレベルである。

中高校生ならまだしも、いい年になってそんなことを本気で考えている女の子は相手にしなくてよい。

 

身長がコンプレックスに感じている男性も、自信を持ってほしい。

大切なことは身長なんかではないのだ。むしろ身長なんて全く大切ではないのだ。

こんなステータスは、食器棚の最上段に来客用の高価なお皿を置く時にしか役に立たない。

 

 

そして、最後に、僕がみなさんに最も言いたいことを伝える。

 

 

 

身長183cmの僕は一切モテません!!!!!

 

 Q.E.D.

 

 

おわり。