京大院生の備忘録

人との交流が途絶えた大学院生の日々の出来事や考えを遺した備忘録

人前でひげを抜くクセはマナー違反か? ひげ抜きのリスクも解説

失礼します。 次田(@tsugitain)です。

今日はひげとクセのお話です。
(説明上、少しだけ不潔な表現を含みます。)

クセとは

クセ(癖)とは、習慣的で無意識に行われる行動や傾向のことです。

動作だけではなく表情、話し方、考え方のパターンもクセと言えます。
誰にでも何かしらのクセの1つ2つはありますよね。

しかし、クセは無意識であるため、本人も自覚していないことが多々あります。
そのため、自分の部屋に一人でいる時に思わずしてしまう行動が習慣となり、
人前であってもリラックスした状況であれば無意識にクセとして出てしまうこともあります。

他人が不快に感じるクセ

たとえば、爪を噛む。
たとえば、貧乏ゆすりをする。

クセの中には、他者が不快に感じる可能性があるものがあります。

クチャクチャ食べる音が嫌い、鼻をすする音が苦手など、
目に入るのが嫌なものだけではなく、聞こえるのが不快とされるクセもあります。

これらは、
「癖が悪い」「品に欠ける」「マナーが悪い」「みっともない」
などと、敏感な人から非難される対象になります。

特に、不衛生な行動を伴うクセは嫌われる傾向にあります。

具体的には、鼻をほじる、耳をほじる、頭のフケをとる。
これらは、人体から自然に排出される不要物を意図的に取り出す行為であり、
人前で行うとどうしても「不潔だ」と思われかねません。

鼻をほじる行為は中学生にもなればほとんど見なくなりますが、
それでも電車の中でスマホを触りながらしている人をたまに見かけると、

「家では普通にしてるのだろうけど……無意識って怖いな……」

と感じてしまいます。

指でひげを抜く行為

さて、タイトルにもあります、ひげを抜く行為についてです。

特に男性の方はよく解ると思うのですが、
思春期になりひげが生えてくると、基本的には剃ります。

オシャレとしてひげを整えて蓄えている方もいらっしゃいますが、
基本的に学生や多くの職業の方はキレイに剃らなければなりません。

口回りやあごのひげはカミソリや電気シェーバーを用いて処理すると思いますが、
顎骨の出っ張って剃りにくい箇所や頬には太くて硬いひげが数本残ることがあります。
人によっては喉仏の周辺にまで芯の強いひげが生える人もいます。

このひげは太くて目立つため、鏡でよく確認するとはっきりと見えますし、
あごなどを触るとチクチクとして存在感があるため、とても気になるヤツです。

このひげを指で抜こうとしてしまう人、いませんか?

人前でひげを抜く行為はマナー違反か

前置きを一通りお話しした上で、本題に入ります。

このひげを抜く行為も、他人(特に女性)からは不快に見える場合があります。
実際に、知り合いの女の子が友人に指摘している現場を目の当たりにしたことがあります。

他人の指摘したくなる気持ちも、当人のひげが気になる気持ちも、よく解ります。

では、本当にマナー違反にあたるのか、他のクセと比較しながら検討してみましょう。

気になる行為である

たとえば、ロングシートの電車の中。
向かいの席に座る人が平然と鼻をほじっていれば目に入りますし、不愉快でしょう。

ひげの抜くことも同様に、顔の一部を手で触る行為であるため一目でわかりますし、
爪の長さや生える場所によっては中々抜けないため、何度も繰り返す必要がある行為です。

音が生じる訳でもないので思いっきり目立つわけではありませんが、
頑張ってひげ抜きしようとする人に一度気付いてしまうと気になってしまいます。

特に、アゴをしゃくらせたりほおを膨らませたり、無意識に変顔してしまう人が多いのも問題です。
あなたは無意識でも、公共の場であれば誰かに見られている可能性は高いです。

僕が大学生の時に、講義室で前の席に座る男がほおひげを抜こうとしていたのですが、
何度も何度もつまんでは指を確認して、つまんでは指を確認して、を繰り返していて、
どうしてもその指先の動きが気になってしまうんですよね。

「板書に集中できへんから早く抜けてくれ、頑張れ!」

と思った記憶があります。

人によっては、左手で頬を引き伸ばして右手の指先で抜こうとする、
両手を用いたダイナミックなプレイを見せる強者もいます。

これは後ろから見てもバレバレです。
正直、みっともないと言われても仕方ありません。

不要物を排出する行為である

さきほども、鼻をほじる、耳をほじる、頭のフケを取るなどの行為を、
「不衛生な行動を伴うクセ」として不快に思われがちであると紹介しました。

太く孤立したひげも、邪魔であり抜きたいと思うのならば「不要物」でしょう。
そしてそれを抜くことによって体外へと取り出し、その辺に捨ててしまうわけですから、
この観点では同様に「排出」であり「不潔な行為だ」と言うこともできます。

ひげの抜いた時に、根本に白いゼリーのような塊が付着しているのを見たことがありますか。
あれは毛穴の中の組織の一部なのですが、余計に汚くて不潔な印象を強くします。

そしてこの先端に付着する白い物体は、実は多少の粘着性があります。
つまり、抜いた状態でそのまま机や壁に当てると引っ付くのです。

昔、公衆トイレの個室の壁に、ひげが何本か生えているのを見たことがあります。
誰かがトイレ中に手持ち無沙汰になってひげを抜いてそのまま壁に付けたのでしょうが、
非常に非常に気持ち悪いので止めて下さい。お願いします。

そもそものひげに対するイメージ

美容師やファッションモデルなど、ひげをオシャレに整えている人は素敵ですが、
ひげを伸ばしている人の大半は無精ひげで、不潔なイメージがつきまといます。

そのため、ひげを抜こうとしている人を見ると、
「この人はファッションや美容に無関心なんだ」
「きちんとひげを剃っていない、不潔なのかな」
と無意識的に考えてしまうのではないかと思います。

女性には伝わりにくいかもしれませんが、ひげの濃い男性にとって辛いですね。

まとめ

ひげの抜く行為はあまり注目されていませんが、
嫌われがちな他のクセに似た性質があるように思われます。
つまり、不快に思う人は少なからずいるということです。

しかし、他のクセと同様に、気にする人もいれば気にしない人もいます。
一概に「ひげを抜く行為は良くない!」と断定するつもりはありません。

そもそもマナーとは他者に押し付けるものではないと思います。
他者の振る舞いから学び、たまには反面教師として、
「自分はこうしよう」や「こうならないようにしよう」と意識することが重要です。

特に、公共の場であれば自分だけの空間ではないので、
立ち振る舞いについて出来るだけ意識して行動したいものですね。

このひげ問題について、一番よい解決方法は意識的なひげの確認と手入れでしょうか。
清潔感は男女問わず印象を良くする上で大切ですので、意識して損はありません。

皆さんのご意見を聞かせてくださると幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。

ちなみに①

爪を噛んだり甘皮を剥いたりするクセは、強迫性障害の可能性もあります。
強迫性障害とは、わかりやすく説明すると、

「無意味な行為だとわかっているのに繰り返してしまう行動や思考」

のことです。
具体的な症状名として、「皮膚むしり症」や「抜毛症」などが挙げられます。
ひげを執拗に抜く行為も、この強迫性障害にあてはまるかもしれません。

他にも、軽い自傷行為として現れる場合もありますし、
単純な繰り返し行為をすることで思考を抑えるために無意識でしている場合もあります。

様々な原因が考えられますが、ストレスが関係している場合が大半です。

作業中に無意識にひげを抜いてしまっている場合、
作業を中断して休憩をとったり気分転換をしたりしてみると改善されるかもしれません。

実は僕も、浪人中で勉強している時にひげを無意識に抜いていた時期がありました。
大学生になってからはすっかり改善されたため、やはりストレスが原因だったのでしょうか。

ちなみに②

さきほど、ひげの抜いた時に付着している白い物体のお話をしました。
これは、「毛包」と呼ばれる組織の一部です。

毛包とは毛穴の下にあり、一言で表すと毛に栄養を送ったり保護したりする働きをします。
中でも毛根の周辺の組織は、毛が成長期の時は抜けにくいように支える働きをしており、
成長が止まる(退行期・休止期)と緩くなって古くなった毛が抜けるようになっています。

そのため、成長期のひげを抜いた場合、支えている毛包の組織も一緒に抜けることがあります。
それがあの白いゼリー状の物体の正体だったのです。

無理にひげを抜いて組織ごと取れてしまった場合、

その毛穴に菌(ブドウ球菌)が入り感染して炎症が起こる「毛嚢炎」や、
皮膚のダメージを修復するメラニンが過剰に生成されて皮膚が黒ずむ「色素沈着」など、
深刻な問題に発展することがあります。

この記事を読んで、ひげを抜くクセがあった人が改善されることを祈ります。
改めて、ご覧いただきありがとうございました。

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