京大院生の備忘録

人との交流が途絶えた大学院生の日々の出来事や考えを遺した備忘録

自己紹介 前半(喘息で病弱だった僕が京大生になるまで)

失礼します。次田(@tsugitain)です。

今日は自己紹介について、
まだ書いていなかったことに気付きましたので今更ながら書きます。

長くなったので前半と後半で記事を分けました。
それぞれ「大学生になるまで」と「ブログを開設した目的」になります。
今回は前者。最後まで読んでくださると、とてもとても幸せです。

最後にも改めて書きますが、この記事は
病気や経済的な障害があっても目標に向かって努力すればきっと叶う
ということを伝えたいと意識して書きました。

また、「京大生は天才だ」という偏見を否定する目的もあります。
もちろん、受験には運が絡みますし、数回の試験で学力は測れません。
「誰でも」とは、先天的な能力や特殊な環境などは不必要だ、というメッセージです。

現在に至るまで

まずは大学院生になるまでのお話をしていきます。
幼稚園、小学生、私立の中学高校、大学生、の順に進めます。

厳しい幼稚園時代

ほとんど記憶にありませんが、私立の幼稚園に入れてもらいました。
記憶に残っている数少ない出来事の一つを挙げます。

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みんなで折り鶴を作って遊ぶ日でした。
僕は不器用なので苦戦して、先生に手伝ってもらいました。

ようやく完成して、嬉しくて折り鶴をじっと眺めていたら、
「やってもらったら、『ありがとう』って言うんでしょ!!」
と先生に鬼のような形相で大声で怒られました。

トラウマなのか、未だに折り鶴の折り方を覚えられません。

それはともかく、小さな頃から きちんとしつけてもらいました。
平仮名など文字を書く練習が多かったような記憶があるのですが、
僕が漢字を好きになり勉強に抵抗が無いのは、このお蔭かもしれません。

波乱の小学生時代

小学校は近所の公立(市立)の小学校に通いました。

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しかし、市立の小学校、特に低学年のクラスはまるで動物園。
授業中に立ち歩く子や叫びだす子、お箸でご飯を食べられない子……

激しい環境の変化に耐えられず、持病の小児喘息も悪化。
心身ともに拒否してしまい一時期は不登校になってしまいました。

中学年以降は環境も落ち着き、普通に登校できるようになっていました。

公立なので周りの子の多くは授業を理解するので精いっぱいでした。
一方、上記の通り勉強に抵抗が無くて真面目に授業を聞いていた僕は、
国語・算数・理科・社会の全てのテストで90点以上取っていました。

5年生のある時、具体的なキッカケは覚えていないのですが、
受験しなければ自然と進学することになる地域の中学校の悪評を聞きました。

毎年のように窓ガラスが割られる、暴力や喧嘩も多い、などなど……。

「このまま公立の中学校に進んだらダメになってしまう」
と悟り、受験すべく母親に塾に通いたいと自分からお願いしました。

基本の勉強は抑えられていたため、塾に通ってからも順調に成績は伸びました。

学校で喘息の発作を起こして救急車で運ばれて入院したこともありましたが、
受験は無事に成功して第一志望だった私立の中高一貫校に入学しました。

灰春の中高時代

母校は中途半端な進学校であったため、学則は無駄に厳しいものでした。
男女の恋愛禁止、部活の朝練は無し、修学旅行さえも無し……。

一般的な中高生の思い出に残りそうな出来事は排除されています。
教師が「うちの生徒は青春ではなく灰春を送ります」と発言するほど。

ただ、京都や奈良への課外学習やキャンプ活動、部活の遠征などはありました。 「自称」進学校ですが、時間割や授業内容自体は至って普通です。

それでも数少ない部活から合唱部を選んだ僕は、音楽の先生に気に入られ、
毎年パートリーダー、副部長、部長と経験させてもらいました。

電車通学は大変でしたが、やはり私立だけあって環境は良い。
小学校の時と異なり、話の合う友達もたくさん出来て、とても充実していました。

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文理選択では、暗記が苦手だという理由で社会を避けて理系に進む。
高3のクラス分けで何とか特進クラスに入った僕は、国立大学を目指すことに。

特になりたい職業も無かった僕は、京大の「自由の学風」という言葉に惹かれる。
この大学に入れば、将来の夢が自然と決まるのではないか。

友人と京大の学園祭に参加し、自由奔放な京大生たちの楽しむ姿を見て、
「やっぱりこの大学に入りたい!」と強く感じます。

しかし問題となるのは入学試験。
考えることは好きだったので筆記試験の数学や理科は好きで得意。
しかし速さと練習量の求められるセンター試験はどの科目もとても苦手でした。

「君たちは塾に通わなくても、授業をきちんと予習復習すれば大丈夫」
教師の言葉を信じていましたが、6年間経験した僕が思うにあくまで「自称」進学校
全ての教師が素晴らしい授業をしてくれる訳ではありません。

やはり本人の意識と努力が大切。
僕は教師の言葉に甘え、思考停止していたのかもしれません。

結果、現役生の僕はセンターに特有の勉強法が必要なことに気付かず、本番で失敗。
センターの結果では京大の合格判定はEとなり、現役合格を諦めることに。

暗黒の浪人時代

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両親を説得し、予備校に入ることに。
理系の上位クラスに進み、大手予備校のレベルの高い授業を受け、
「高校での授業とは解りやすさが全く違う」ことに驚愕する。

しかし、予備校の部屋は広いものの机と椅子が所狭しと詰まっており、
浪人のストレスで神経質が悪化した僕にはとても落ち着かない環境でした。

右隣の人は貧乏ゆすり。左隣の人は鼻をすする。後ろの生徒は足を伸ばして僕の椅子を蹴る。
浪人生はみなそれぞれがストレスを抱えて予備校に通っていることは理解しています。
しかし、広々とした教室で勉強してきた温室育ちの僕には、劣悪な環境でした。

入試本番の半月ほど前から気管支炎と高熱に見舞われ体調を崩す。
入試当日は風邪薬や栄養ドリンクで誤魔化して受験するも、再び失敗。

本来の「このままでは一生後悔するのではないか」という意志から、
そして「金銭的に親には迷惑を掛けたくない」という気持ちから、
京大を目指して二浪目は予備校には通わず手元の教材だけで自宅で勉強することを決意。

ここからは、外部からのストレスではなく、自分自身との闘い。
独りぼっちであるがゆえ、諦めたら心の支えになるものはありません。

解決策として、気分転換と体力維持を目的に近所の散歩を趣味にしました。
当時ポケモンGOがあったらハマりすぎて勉強に手が付かなかったかもしれません。

呼吸器内科にも通い、リラックスを意識して体調を治す。
ここでも、勉強に対する抵抗が無かったことは役に立ったのかもしれません。
華やかな大学生活を夢見て何とかモチベーションを保ち続けました。

正直、よほどの事情が無ければ宅浪することは絶対にオススメしません。

三度目の正直は、見事に叶いました。
合格発表の日、母親が泣いていたのは今でも鮮明に覚えています。

さいごに

確かに京大生には優秀な方が多いです。
記憶力が尋常ではないほどいい人、頭の回転が速くアイデアが湧き出る人……。

それでも世間一般で言われる「天才」に値する人はほとんどいません。
みんなそれぞれが努力して勉強した結果。これは東大でも京大でも同じだと思います。

冒頭にも述べた通り、本記事で主張したいことは、
「先天的な能力」「恵まれた環境」「真似できない量の努力」は重要ではないということです。

「勉強が好きだっただけでしょ」「私立中高に入ったからだろ」と指摘されそうですが、
もしそれが重要なのであれば、僕は二回も浪人していません。
(もちろん、勉強が得意で東大や京大に現役合格できる人も数多くいます。)

また、京都大学に合格したことを自慢する目的もありません。
大学受験に限らずほとんどの試験では運が絡みます。僕は運が良かっただけ。
そもそもたった数回の筆記試験だけで本当の学力は測れないと思います。

ですが、何も知らずに旧帝大は高い高い壁だと思い込んでいる人が多い。
難関国立大学のハードルを下げて、多くの方に挑戦してもらいたいと思っています。

受験勉強に必要な能力は、ほとんどの人が生まれ持っています。
肝心なのは、努力と意志のみ。というと根性論みたいですが。

中高で部活に打ち込んだ人は、それだけ物事に集中する力があるということ。
あとはいかにその情熱を勉強に注ぐことができるかがカギです。

いずれ記事にしますが、学歴はそれほど役には立ちません。
それでも「学歴社会」と呼ばれるだけあって、必ず無駄にはなりません。

単に、「将来お金を稼ぎたい」「学歴を自慢したい」「勉強したい」でも、
何かしら自分なりの納得できる目標を立てれば、後は努力するのみなのです。

いずれ、各教科に対する僕の考えと勉強法についても書き残します。
もう受験勉強なんてしないよ、という方々にも役に立つようなポイントも意識しますね。

僕は努力している人を応援する記事を書き続けます。
自分自身、大学院生になった今でも努力を続けていきたい。

書きたいことを書いている内に、プロフィールから話がそれてしまいました
明日くらいに、大学生になってからブログを始めるまでの経緯について書きます。
最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。

是非とも読者登録よろしくお願いいたします。

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